バーテックス株式会社のAUTOCityが株式会社両毛システムズ社にて、自動運転システム開発におけるSURIAWASE2.0に貢献することを目的に参画した、 経済産業省の補助事業(※注釈1)の成果物の連携事例として紹介されています。

連携事例を発表した背景として自動運転制御モデルではRoadRunnerを使用してOpenDRIVEフォーマットで道路データおよび概観データを作成しているが、RoadRunnerは道路形状作成が主となるツールなため、クオリティの高い外観データの作成は困難です。

そこでAUTOCityを用いることにより道路データのみをRoadRunner、外観データをUnrealEngine4に読み込ませ結合することで、ハイクオリティなMAPデータが作成でき、
より精度の高いシミュレーションの実行や、フォトリアルティックな環境の実現などが可能としました。

具体的にはAUTOCity提供の道路データを一度RoadRunnerへ取り込み、外観データ(*.xml *.fbx)をシミュレーター(Carla)に取り込むことにより、自動運転制御モデル環境で使用できる道路データに変換を行いました。